どちらを受験すべき?ハングル検定と韓国語能力試験の違いを解説

韓国語の資格として、ハングル検定と韓国語能力試験(TOPIK)の2つをよく目にするけれど「この2つの違いって何?どちらを受験すべき?」と悩んでいませんか?

ハングル検定と韓国語能力試験(TOPIK)の2つについて試験の目的や内容、問題のレベル、受験料、就職の有利さなど何がどう違うのか、違いを詳しく解説します。

韓国語の試験に挑戦したい!

K-POP・韓国ドラマ好きのみなさん、안녕(あんにょん)♪

韓国大好き!ゆなです。

韓国語を勉強していると、「せっかく韓国語を勉強しているのだから何か試験に挑戦したい!」という方、多いのではないでしょうか。

あるいはこれから韓国語の勉強を始めるという初心者の方でも「目的があった方が頑張れるから韓国語の試験合格を目指したい!」ということもあるでしょう。

そこで韓国語の試験について調べると、よく目にする有名な試験が2つ出てきます。

『ハングル検定』『韓国語能力試験(TOPIK)』です。

そこで湧いてくる疑問…

  • ハングル検定と韓国語能力試験(TOPIK)の違いって何?
  • どちらが留学、就職に有利?
  • どちらを受験すべき?

ということで、今回の記事は、ハングル検定と韓国語能力試験(TOPIK)の違いについてお伝えします。

どちらも韓国語の能力を試す試験ではありますが、実は全然違う試験。

今回の記事を最後まで読んでいただければ、ハングル検定と韓国語能力試験(TOPIK)の違いがはっきりとわかり、あなたが受けるべき試験がどちらなのかがわかりますよ^^

ハングル検定とは

正式名称を『ハングル能力検定試験』といいます。

『ハン検』という言葉を聞いたことがあるという方もいると思いますが、『ハン検』というのはハングル能力検定試験の略称です。

ハングル検定は、1993年に第1回が実施され、日本で初めての韓国語・朝鮮語の検定試験でもあります。

つまり、日本で一番歴史が古い韓国語・朝鮮語検定なんですね。

日本語を母語とする学習者に特化した唯一の検定試験です。

韓国語能力試験(TOPIK)とは

大韓民国政府の教育省が認定・実施する唯一の韓国語(ハングル)試験で、通称『TOPIK』とも呼ばれます。

世界70か国以上で一斉に実施されています。

韓国語能力試験(TOPIK)は、韓国語(ハングル)の普及、留学、就職などへの活用を目的としています。

ハングル検定と韓国語能力試験(TOPIK)の違い

ハングル検定は日本の検定試験で、日本語を母国語とする人が対象です。

韓国語能力試験(TOPIK)は韓国が実施している試験で、韓国語を学習する世界中の人が対象です。

そのため、ハングル検定の試験問題には、日本語→韓国語、韓国語→日本語の翻訳問題がありますが、韓国語能力試験(TOPIK)には日本語翻訳試験はありません。

分かりやすく例えるなら、ハン検は英検(実用英語技能検定)、韓国語能力試験(TOPIK)はTOEICかなと思います。

ハングル検定、韓国語能力試験(TOPIK)どちらを受験すべき?

日本国内、日本企業で韓国語を使って仕事をしたいならハングル検定の受験がおすすめ。

韓国に語学留学したい、韓国企業で働きたい、韓国語を使って世界で仕事をしたいなら韓国語能力試験(TOPIK)がおすすめです。

ハングル検定と韓国語能力試験(TOPIK)の違いを比較

ハングル検定と韓国語能力試験(TOPIK)の大きな違いをざっくりいうと、日本語を母国語としているかどうか、国内で就職したいのか、海外で就職したいのかでした。

ここからはもっと細かい違い、試験そのものについて比較しながら、2019年11月26日の情報を元に、違いをお伝えしていきます。

実施要項

ハングル検定は春季と秋季の年2回実施されています。

春季は6月の第1日曜日、秋季は11月の第2日曜日に実施されています。

韓国語能力試験(TOPIK)は日本では年3回(4月・7月・10月)実施されています。

実はこの年3回以外にも実施されていて、韓国のみでの実施、日本以外での実施もあるので、実施頻度はハングル検定に比べて多いです。

でも日本在住者は日本国内で開催される年3回が現実的ですね。

試験等級

これが物凄く混同しやすく、注意が必要です。

というのも、ハングル検定と韓国語能力試験では等級難易度が逆。

ハングル検定は難易度が低い順に5級、4級、3級、準2級、2級、1級。

韓国語能力試験は難易度が低い順に1級、2級、3級、4級、5級、6級。

ハングル検定は1級が一番難易度が高く、韓国語能力試験は6級が一番難易度が高いのです。

受験料(検定料)

ハングル検定の受験料(検定料)がこちらです。

  • 5級:3200円
  • 4級:3700円
  • 3級:4800円
  • 準2級:5800円
  • 2級:6800円
  • 1級:10000円

級ごとに分かれていて非常にわかりやすいですね。

しかし、韓国語能力試験(TOPIK)は違います。

こちらが韓国語能力試験(TOPIK)の受験料(検定料)です。

  • TOPIKⅠ(初級):3500円
  • TOPIKⅡ(中・上級):4000円
  • TOPIKⅠとⅡ同時受験:7500円

韓国語能力試験(TOPIK)の受験等級はTOPIKⅠとTOPIKⅡの2種類しかありません。

ハングル検定のようにあらかじめ受験する級を選択して申し込むのではないのです。

韓国語能力試験(TOPIK)は、受験して取得した点数によって1~6級が決まるシステム。

TOEICと少し似ていますね。

TOEICも等級があるわけではなく、取得した点数がそのまま評価になります。

ただし、韓国語能力試験(TOPIK)は取得した点数がそのまま評価されるのではなく、取得した点数によって1~6級の6つの等級に振り分けられます。

詳しくは次項の合格基準で解説します。

合格基準

ハングル検定の合格基準はこちらです。

  • 5級:100点満点(聞取40点・筆記60点)で60点以上
  • 4級:100点満点(聞取40点・筆記60点)で60点以上
  • 3級:100点満点(聞取40点/必須得点12点・筆記60点/必須得点24点)で60点以上
  • 準2級:100点満点(聞取40点/必須得点12点・筆記60点/必須得点30点)で70点以上
  • 2級:100点満点(聞取40点/必須得点16点・筆記60点/必須得点30点)で70点以上

5~3級の場合、筆記受験だけで合格基準に達していても、聞取を受験していなければ合格とはなりません。

1級のみ1次試験と2次試験の2つの試験があります。

1次試験の合格基準は100点満点(聞取・書取40点/必須得点16点・筆記60点/必須得点30点)で70点以上です。

1次試験合格者のみが、2次試験の受験へと進めます。

2次試験は約15分の面接で、S・A・Bで合格、C・Dで不合格となります。

次は、韓国語能力試験(TOPIK)の合格基準についてです。

TOPIKⅠ(初級)で取得できる等級は1級か2級のどちらかで、合格基準は以下の通りです。

  • 1級:200点満点(聞取100点・読解100点)で80点以上
  • 2級:200点満点(聞取100点・読解100点)で140点以上

TOPIKⅡ(中・上級)で取得できる等級は3~6級で、合格基準は以下の通りです。

  • 3級:300点満点(聞取100点・書取100点・読解100点)で120点以上
  • 4級:300点満点(聞取100点・書取100点・読解100点)で150点以上
  • 5級:300点満点(聞取100点・書取100点・読解100点)で190点以上
  • 6級:300点満点(聞取100点・書取100点・読解100点)で230点以上

試験時間と形式

ハングル検定の試験時間について、級ごとに見ていきましょう。

  • 5~準2級:90分(聞取30分・筆記60分)
  • 2級:110分(聞取30分・筆記80分)
  • 1級(1次):110分(聞取と書取30分・筆記80分)
  • 1級(2次):面接15分

5~2級までは全てマークシートで、1級の1次試験のみ記述式があります。

2級、1級の設問は全て韓国語です。

韓国語能力試験(TOPIK)の試験時間がこちらです。

  • TOPIKⅠ:100分(聞取40分・読解60分)
  • TOPIKⅡ:180分(聞取60分・書取50分・読解70分)

TOPIKⅡの書取以外は全てマークシート、設問はもちろん全て韓国語です。

まとめ

それでは今回の記事のまとめです。

ハングル検定と韓国語能力試験(TOPIK)の違いについてお伝えしてきましたがいかがでしたか?

ハングル検定は日本の検定試験で日本語を母国語とする人が対象、韓国語能力試験(TOPIK)は韓国が実施する韓国語を学習する世界中の人が対象です。

日本国内や日本企業で韓国語を使った仕事に就きたいならハングル検定、韓国語留学や韓国企業に就職したい、世界で韓国語を使って仕事をしたいなら韓国語能力試験(TOPIK)と考えれば、どちらを受験すべきかどうかがわかりやすいと思います。

「将来韓国へ語学留学したいから、韓国語能力試験(TOPIK)にチャレンジしたい」という方は、こちらの記事も読んでみて下さい。

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